ドイツのドレスデンにあるDHMD美術館にて、わたしの3dマンボートやボート制作映像が展示されてます( ´ ▽ ` )ノ‬

‪2017年5月までの展示なので、ご旅行に行かれた際などご鑑賞ください。‬
‪Auf Kollisionskurs mit Sittenwächtern: Wegen ihres #pussy boats wurde Künstlerin Megumi Igarashi verhaftet dhmd.‬

DHMD美術館サイト
http://www.dhmd.de/index.php?id=2850

まん国際結婚しました\( ‘ω’)/

いつも皆様には大変お世話になっております。

私事ではありますが、私、ろくでなし子は、10月21日(金)に音楽家のマイク・スコットと入籍いたしました。

マイクさんとは、世界で配信されたわたしの逮捕のニュースをきっかけに、マイクさんからご連絡を頂いて知り合いました。機が熟し、この度結婚の運びとなりました。二人の出会いを結びつけ、子宝まで授けて下さった警察の皆さまには心より感謝いたします。
わたしの裁判は未だ続いており、現在も未だに被告人のわたしですが、高等裁判や仕事にもこれまで通り励み、二人で協力して謙虚でささやかな家庭を築いていきたいと思っています。

来年の2月初旬には出産も控えております。
皆様には今後も変わらぬご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。 

10月22日の結婚式のまとめを作って頂きました。 

わたしのTwitter上での不適切な発言について

来月11月初旬、体調に問題がなければわたしは夫のマイク・スコットが住むアイルランドに移住します。現在妊娠6ヶ月を過ぎ、そちらで出産予定です。おそらくこの間に現在刑事裁判係争中の、わたしの3Dまんこデータ事件高等裁判の初公判が始まりそうなのですが、臨月と出産直後は渡航ができない為、初公判日は出廷できないでしょう。とても残念ですが、高裁判決日には必ず顔を出すつもりです。(*高等裁判は必ずしも被告人に出廷義務はないそうですが、出るなと言われたら出たいに決まってます(^o^)/)

ところで、アイルランドに行く前に、Twitter上で問題になったわたしの過去の不適切な発言をめぐる件につき、こちらできちんとご説明させていただきたいと思います。アイルランドに行ってもブログは書けますが、丁度今、その話がある方によって再び持ち上がってきましたので、けじめを兼ねてお話する必要を感じたからです。

Twitter上では毎日のようにわたしのアンチが沢山わたしに罵倒を浴びせてきますが、彼もその内の一人でした。彼の公式サイトのプロフィールによれば、某株式会社の代表取締役で、かつフリーライターで、ご著書も1冊出されているようです。
ちなみに、わたしはこの人を糾弾する為にこのブログを書きたい訳ではないので、ご本人のお名前は伏せさせていただきます。というのは、その方が曲がりなりにも株式会社を経営する50歳を目前にした立派な社会人でありながら、わたしの事を「バカ、クソ、ビャッチ(雌犬のスラングらしいです)、クサレまんこ」などというすさまじい侮蔑発言をTwitter上で世界に向けてツイートされ、挙句の果てにはわたしの夫に宛てて「give my regards to your racist wife」と英文でツイートしていたのを目にし、大人気ない彼の事を哀れに感じたからです。気の毒な人を、これ以上追い詰めたくありません。それに、彼がわたしに対してどう考えどう表現しようとも彼の表現の自由ですので、わたしから彼に対して特に言いたい事もないのです。

その彼が最近突然、「俺がろくでなし子みたいなバカ女目の前にしたら徹底的に詰めてるよ」「妊婦らしく公園あたりでオレと一対一で会え」と言いだしました。わたしは半分面白がって「なら結婚式においでよ」と返していましたが、その後も彼はわたしに執拗に会いたがり、取材依頼までがブログのお問い合わせメールに届き、段々気味が悪くなりました。
前述の様なトンデモ発言の数々を鑑みても、とてもこの方とは建設的な対話ができると思えなかった為、担当と相談の上、取材は丁重に辞退させていただきました。それでもまだ質問状などを送りつけられ、果ては彼の連載コラムにわたしへの糾弾記事をUPされてたりしていました。

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ただ、彼はわたしが以前Twitter上でつぶやいた「ファビョる」という言葉について疑問を感じている様で、その点についてはわたしもきちんと説明する必要を感じていました。
(ご自身の「ビャッチ」や「クサレまんこ」発言を棚に上げているのは甚だ疑問ですが)
彼のお陰で、丁度自分のSNSに対する意識も述べられる良い機会を得られたと思います。
という事で、今からご説明させていただきます。

「ファビョる」という言葉は、朝鮮民族のファビョ(火病)という精神疾患の名称から来ているそうです。引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/火病

わたしはこの「ファビョる」をネット上で何度か目にしていましたが、語源は全く知りませんでした。なんとなく、使っている人の前後の会話の文脈で、怒って文句を言ってくる人を揶揄したい時に使うネットスラングの一つの様に感じていましたが、それを使う人達もあまりにも気軽にしている様なので、深く考えた事もありませんでした。しかし、後から知りましたが、これはどうも「朝鮮民族の方々に対する侮蔑の言葉」なのだそうです。
そんな事を知らないわたしは、毎日毎日ウザ絡みしてくるアンチの一人の男性に対し、

「この人、いきなりファビョっててウケる~w」

という感じでリプライを飛ばしてしまいました。その男性には数日間ずーっと粘着されていたので、わたしもかなりイラついていました。
が、わたしがそのツイートをした瞬間、その他のわたしのアンチ達が突然「こいつ、ファビョを使った!」「差別者だ!」「レイシストめ!」と一斉に攻撃してきたのです。
理由がわからないわたしは一瞬とまどいました。わたしは誰かを差別などした覚えもなかったからですが、どうもこの、「ファビョ」という言葉は良くなかった、というのだけはわかりました。

それにしても、実際に誰かを差別した訳でもないのにこの騒がれ方は異常だ…。
差別用語というのは、明らかに対象の人物を侮蔑する為に悪意を持って使う言葉であり、それを知らないで使った場合、悪意はないのですから、果たして「差別」と言えるのか…?

そう感じたわたしは、またあの”ぱよちん騒動”の時のように、わたしの言葉狩りをして来る人達に対して猛烈な怒りが湧き上がりました。わたしは表現や発言の自由を阻害されることに一番腹が立つからです。(ぱよちん騒動についてはコチラをお読みください)

調べてみると、「ファビョる」には悪い意味だけでなく、『日本の朝日新聞や毎日新聞は、ことあるごとに、「建前ばかりの陰湿な日本に対し、韓国の人たちは素直に感情を表すとても人間らしい文化を持っている」 と礼賛していますから、抑制的な文化が原因と思われるこれらの症状と国民性との事実関係はちょっと不明です。』ともある様に、ポジティブな意味でも捉えることができそうです。引用 http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok_hwabyung.htm

そういえば、わたしはいつも怒っています。怒りをバネに、まんこの面白い作品を作ってきました。怒ることが仕事のようなものです。ですから、これこそわたしの気質に近い!と感じました。しかも、実はわたしの母方の祖母の旧姓は「金」なので、ひょっとしたらわたしは韓国人のクォーターかもしれないのです。(祖母は自分の出自については一切語ってくれなかったので真偽は定かではありませんが)ならば尚更、差別用語どころか、ポジティブに使えばいいじゃん!と思ったわたしは、アンチ達が「差別だ!差別だ!」と煽れば煽るほど、「ファビョ大喜利」と称してTwitterでファビョファビョつぶやきまくっていました。ほとんど意地でした。

しかし、ぱよちん騒動の時も冷静に見ていてくれた反差別界隈のごく一部の方が「やっぱりこれは差別用語だから止めた方がいいよ」と止めてくれたお陰でわたしはファビョることを終わりにし、怒りにまかせて暴走し過ぎた自分を反省することができました。わたしは人種差別をした覚えはありませんが、「ファビョる」という言葉が差別用語である事を知らなかったとはいえ乱暴に使った事には反省しております。不快に思われた方には大変申し訳ありませんでした。

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さて、その様な経緯があった事を、あの会社経営者でフリーライターの彼も大体理解はしていただいている様ですが、

反省しているのなら、何故、問題のツイートを削除しないのか?

と、疑問に感じている様です。
しかし、わたしはこれについては彼とは全く逆の意見を持っています。
数々の炎上を経験してきたわたしです。不用意で不適切な発言など、数えあげたらキリがありません。
そういう、恥ずかしくて顔を覆いたくなる様な愚かな発言でも、わたしは一度ネットに放った以上、責任を取るべきだと思っています。それらを削除したり言ったことを無かったことにするのはあまりにも簡単で、何か無責任で卑怯な行為だと思うのです。(わたし以外の誰かの間違ったソースをつぶやいてしてしまった場合などはもちろん別で、削除すべきなのは当然ですが)
わたしは漫画やコラムを発表したり作品を制作する表現者として、たとえ自分のどんなに恥ずかしい発言でも、それがわたし自身の話であり、かつわたしがやったことならば、削除するべきではないと思うのです。コソコソしたくないのです。
間違いを再び追求された時は、今回の様にその都度訂正すれば良い事だと思っています。そもそも、過去のツイートなどわざわざ遡らなければ見れないものですから、「見たくない人が見たらどうするんだ!」と言う人達は検索しなければいいだけの事です。もしくは、わたしのTwitterをブロックすれば済むことです。

ここが、わたしを糾弾するあの彼との考え方の違いです。

彼が自分が間違った発言をしたツイートは消すべきと思う人であっても、わたしはそうじゃない。
わたしのツイートはわたしの物です。消すかどうかはわたしの自由です。そんな事まで誰かに指図されたくありません。
そういう訳ですので、今後もわたしは自分のツイートは消さないつもりです。

*ちなみにこのブログを書いている時、彼のツイートをきちんと調べ直そうとしたところ、「バカ、クソ、ビャッチ、クサレまんこ、俺なら徹底的に詰めてるetc」のツイートは全て削除されていました。彼は言葉で仕事をするフリーライターのはずなのに自分の発言には責任を持ちたくない方なのだとわたしは受けとめました。


それにしても、つくづく不思議だなと思うことがあります。わたしを毎日の様に罵倒する人の中には彼のように「反差別」を掲げた人達も大勢います。ぱよちん騒動の時もそうでしたが、彼らは反差別という名を掲げれば「バカ、クソ、クズ、アホ、ゴミ、カスetc」などという侮蔑言葉で彼らの意に反する誰かを罵ることには一向に無頓着なのです。わたしにはとても信じられません。彼らは人種を超えた人間同士の対等、公平性を求めているはずではないのでしょうか?
一体、何がしたい人達なのか本当にわかりません…。

東京芸術大学での上野千鶴子先生との講演

10月4日は東京芸術大学の学生さんの勉強会に呼ばれました。社会学者で東京大学名誉教授の上野千鶴子先生と一緒に登壇させていただきました。

講演のテーマは「特に無し」。なんともテキトーな感じでしたが、わたしは以前から上野先生に聞いてみたいことがあったので、このお話を頂いた時、迷うことなく受けました。

上野先生は、言うまでもなく日本を代表する有名なフェミニスト。日本で初めて、岩波書店で「おまんこ」をれんこしたご著書を出され、女性の権利や身体を男性中心社会から取り戻そうと活動されてきた方だと認識しています。

その上野先生が、2016年7月27日の朝日新聞「耕論」にてわたしの事件について取り上げてくださいました。

http://www.asahi.com/articles/DA3S12481291.html

わたしはこの記事を読んだ時、正直、理解できませんでした。基本的に「ろくでなし子さんは完全に無罪」と言ってくださったのはありがたいのですが(フェミニストなら当然だと思います)、その後に続く、”「性器を自分自身に取り戻す」と言いながら、大切な性器のデータがあずかり知らぬ形で消費されても関知しないというのは無責任です」「何より、アーティスト自身が傷つかないのでしょうか」「彼女の無防備さに、セクハラが蔓延する男性中心の社会で「わたし、これくらいは大丈夫なのよ」と言いながら、感受性を鈍くして生きてきた現代女性の「鈍感さ」を感じます。」そして最後にこうしめくくられるのです→「それがセクハラ文化につけこまれる可能性にも敏感であってほしいです。」

…今改めて読み返しても、頭の中が「?」マークだらけです。

上野先生は、それまで女性が口にできなかった自らの身体の名称「おまんこ」をれんこする事により、わたしよりも30年も前に、重たくいやらしいイメージの女性器をカジュアルなものに変えようとした方です。twitterの上野千鶴子botでも、「「当事者主権」とは「わたしのニーズはわたしがいちばんよく知っている」、だからわたしのニーズがいつ、いかに、誰によって、どのように満たされるべきかはわたし自身が決める、という権利のことである。『ニーズ中心の福祉社会へ』(2008)」と仰られています。(参照 https://twitter.com/BotUenobot/status/783343788043345922 )

その先生が、なぜ今、まるで道徳的で保守的なお父さんみたいな事を言っているのか…?

わたしの意見を言わせていただきます。

わたしは女性器(まんこ)がこの国であまりにもタブーとなった原因のひとつは、まんこが隠されすぎて特別な物になり過ぎたからで、ならば手足や顔、口の中と同じくらい見慣れてしまえばそんなにグロテスクな物に感じないのでは?と考えました。現に、わたしをインタビューするメディアの方も、「私(僕)はあの3文字が言えなくて…」と最初は抵抗を示していた人でも、わたしがあまりに取材中にまんこまんこ言うので耳が慣れてしまい、1時間後には「なんか平気になっちゃいました!」と言って帰られる方も多い。だからわたしは、まんこなんて特別なものでも何でもない、日常生活に自然と溶け込ませたらいいのでは?と思い、まんこのプロダクトアートを作ろうと決めました。それで、まんこをiPhoneカバーや照明器具、マグカップの飲み口部分、まんこのアプリゲームやまんこのかわいいキャラクター、果てはまんこのボートまで作りました。

つまり、上野先生の言うところの「消費に鈍感」どころか、わたしは「積極的に消費をアピールする作品を作ってきた」のです

さらに、わたしは二回も逮捕されても自分の信念を曲げることなく無罪を主張し続けていますが、こんな事で無駄にがんばらずとも、さっさと罪を認めて罰金払えば面倒臭い刑事裁判などもしなくて済んだはずですが、それをせずに闘う方を選んだのも、自分の表現活動にそれだけ誇りを持っているからです。上野先生は「今はよくても、何年か経って気が変わった時、すでにインターネット上でその作品が出回っていたら本人が傷つく場合もあるから」ともこの講演の中で仰っていましたが、その程度で気持ちが変わるならそもそもこんな表現活動してませんし、後悔することを前提に捉えられているのなら、わたしに対して失礼じゃないかと思いました。

そして、「消費されることへの責任」についても、べつにまんこアートに限らず、世の中のあらゆる作品や販売物は、それがたとえ性的なことを意図していなくても、どのように捉えるかは消費する側の自由です。極端なことを言えば、十字架に性的に興奮する人もいます。そのような個人の受けとり方の全てを作者が背負わないといけないのなら、わたし達表現者は何も表現できなくなってしまいます。(まして、わたしが3Dデータを配ったのは支援者や賛同者であって、このデータを見たくもない人にやみくもに送ったりもしていません)朝日新聞の耕論の上野先生の意見に従ったら、表現者は何もできなくなってしまう…。

長くなりましたが、とにかくこの件について、わたしはじっくり先生とお話ししたかったのです。決して「喧嘩をしに行く」つもりではありません。わたしは自分と反対意見の人とも話をするのが好きです。自分には無かった知識や「へぇ、そういう捉え方もあるのか」と気づくこともできるからです。

先生のご著書の「スカートの下の劇場」はとても楽しく拝読しましたが、最近のご著書は少し男性批判に偏りすぎていて読むのがしんどく感じていました。なんとなく、攻撃的な方なのかな?と少し緊張して会場に向かいました。しかし、実際にお会いした上野先生は、おだやかでとても温かみのある方でした。ご著書までプレゼントしていただき嬉しかったです。勝手に怖い人だと思いこんでいた事を心の中でお詫びしました。

講演では会場の質疑応答を優先されてしまったため、時間がとても足りなくて、上記に書いたわたしの思いを十分に伝えることができなかったのが残念でなりません。そして上野先生が「消費されることについての責任」について、会場でもご説明されていましたが、やっぱりわたしには最後までよくわかりませんでした。

しかし、それでもお会いして本当によかったなぁ!と思うのが、上野先生は「反対意見の人とも楽しくディスカッションされる方」だという事です。よく考えれば当たり前のことなのですが、これが理解できない人が、日本にはとても多い。つい最近も、アムネスティ日本の講演に呼ばれた際、「ろくでなし子なんかを呼ぶな!」とイベント中止を訴える人達がいました。彼らは主にネット上のわたしのアンチですが、その根底には「俺たちの意見に同意しないから気に食わない」という強い意志を感じます。人には人の数だけ色んな考え方があって当然です。なのに、どうも同じ意見じゃない人を仲間はずれにしたり、大勢で個人を叩きたがる不健康な人が多いように感じます。ロビイングに行くことさえ「裏切り」と言う人もいます。これでは何の歩み寄りも発展性もありません。違う意見の人同士が理解しあうことは難しくても、それぞれの違いを認め合うことはできます。

agree to disagree という英語のことわざがあります。

わたしは意見の一致は求めていません。でも、拒絶するのでなく、違いを認めあってお互いを否定しなければ、共存は可能です。敵対は戦争につながるだけで、わたしは好きじゃない。そして、様々な意見が飛び交うことにより、他の人達もそれについて考え、議論が活発になる。それはとても良いことではないでしょうか?

今回、もう一つ残念だったのは、本講演を取材したいというメディアを運営が直前に断っていたことです。わたしの知らない様々な事情があるかもしれないので一方的に決めつけてはよくないのですが、学生のためのイベントではあっても、門を閉ざすのでなく、表現の自由についての議論を多くの人に知ってもらうべきではないかと思いました。アムネスティの時の様にたとえ批判が殺到したとしても、言論の人と表現の人のトークならば尚更、「批判どんとこい!」というのがわたしのスタンスです。

わたしは来月にはアイルランドに旅立ちますが、アトリエもそのまま賃貸し続け、時々日本にも戻って来るつもりです(裁判もあるし)。またこの様なイベントに呼んで頂けたら嬉しいです。

上野先生、学生の皆さん、会場にいらしてくださった皆様、楽しい時間をありがとうございました。

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The event that was originally scheduled 30 September has officially decided to be held ! I had a fun time.Thanks Amnesty Japan \\٩( ‘ω’ )و //

The event that was originally scheduled 30 September has officially decided to be held ! I had a fun time.Thanks Amnesty Japan \\٩( ‘ω’ )و //

9月30日、一度は中止になりかけたアムネスティ日本支部での表現の自由について考えるトークイベントが、予定通り開催されました。

詳しくはこちらのニュースをご覧ください

ろくでなし子イベント「開催」→「中止」→「やっぱり開催」 主催のアムネスティがドタバタ https://www.buzzfeed.com/kazukiwatanabe/amnesty-6d745-event-dotabata?utm_term=.kpRpNgYEV 

当初は、こちらに何の相談もなく中止が決められ、アムネスティの活動理念に疑問を感じてロンドン本部宛に抗議のメールを送ったりしましたが、事務局長さんが「私の判断ミスでした」と会場の皆さんの前で潔く謝罪して下さり、わだかまりも溶け、あたたかい雰囲気の中、楽しくトークさせていただく事ができました。本当にありがとうございました。

アムネスティ事務所には、一部の人達から「ろくでなし子を呼ぶな」「殴り込みに行くぞ」といった脅しも実際にあったそうです。そのような言論弾圧に屈せず、イベントを決行してくださったアムネスティ日本支部のスタッフ皆様に感謝いたします。

妊娠6ヶ月目ということもあり、わたしも少し警戒しつつ会場に向かいましたが、実際に「殴り込んで来た」人は一人もいませんでした。

直前に「今日は会場に行くから性教育についてお前に説教してやる」とか言ってきたアンチの方のご意見もお聞きしたかったのですが、質疑応答の時にそのような事もなく、すこし寂しかったくらいです。

(わたしに反対している人達は、「俺たちの意見を潰すのか!」と文句を言う割に、それなら実際に話しましょうよ、あなたの言い分をきちんとお聞きしますよ、と提案しても、絶対に来てくれないのは何故でしょう?)

それはさておき、今回の騒動のお影(?)で、かえって表現の自由とは何か、ヘイトスイーチや規制法について、いつもより真剣に皆さんと意見交換し、語り合うことができたと思います。

会場にいらして下さった皆様、色々とご迷惑をおかけしましたが、本当にありがとうございました。

会場でのやりとりのまとめも作っていただきました。

ろくでなし子@アムネスティ 9月30日講演 当日のまとめ – Togetterまとめ http://togetter.com/li/1031100 @togetter_jpさんから


 

9月30日【東京】ろくでなし子 @ AMNESTY~表現の自由と人権をろくでなし子裁判から考える~ : アムネスティ日本

9月30日【東京】ろくでなし子 @ AMNESTY~表現の自由と人権をろくでなし子裁判から考える~ : アムネスティ日本 AMNESTY
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2016/0930_6307.html

女性器の3Dデータを配布したとして逮捕されたスーパーパフォーマー・芸術家ろくでなし子氏をゲストに迎え、「表現の自由と人権」について語り合うイベントを開催します。新たな可能性や拡がりを模索する場として、とことん語りあい、わいわい議論しませんか?多くの方のご参加をお待ちしています。

日時 2016年9月30日(金)19:00~21:00

プログラム

報告(19:00~19:30)ろくでなし子氏
対談(19:30~20:30)ろくでなし子氏×庄司香(アムネスティ日本 理事長)×若林秀樹(アムネスティ日本 事務局長)
質疑応答(20:30~21:00)
司会・進行:稲野茂正(アムネスティ日本 町田グループ会員)
参加費
500円

会場
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-12-14 晴花ビル 7F

TEL : 03-3518-6777 FAX : 03-3518-6778 (代表)
入会案内発信専用ダイヤル:03-3518-6789
※お問い合わせは、代表の電話番号におかけください。
E-Mail : info@amnesty.or.jp

Urgent inquiry about Amnesty Japan

To whom it may concern,

My name is Megumi Igarashi. I am a Japanese artist creating vagina artworks under the name Rokudenashiko. I have been arrested twice for distributing digital data considered obscene by the Japanese Police, imprisoned twice, prosecuted and fined.  I believe I was wrongfully arrested and convicted, and I have been fighting against what I believe to be a miscarriage of Japanese justice.  My case has been covered in the world’s media.
I’m writing because I have a question about how Amnesty Japan handled an event featuring me that they cancelled a couple days ago.
Please refer to the following links

プロフィール
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Megumi_Igarashi

The event was scheduled for September 30, and I cleared my schedule to attend.  The themes were my unfair arrest and freedom of expression, to be discussed with the branch manager and other people.
 However on the night of September 25 I received an email about the cancellation of this event suddenly from Hideki Wakabayashi, the directer of the Amnesty Japan.
I wasn’t given any reason for the cancellation so I am confused, and Amnesty Japan has not responded to my request for an explanation.
Without an explanation I can only guess why Amnesty has cancelled my participation. It may be because of slanderous posts on Amnesty Japan’s Twitter and Facebook pages by internet trolls.  For their own confused reasons these trolls wrongly accuse me of being racist.  I have never made discriminatory remarks and my innocence of the “racist” charge is obvious to anyone who fairly researches it.
(Since I my arrest and the attendant publicity, many people in Japan have misunderstood my work.  Still I assert myself clearly and fight for freedom of expression against the government and prevailing attitudes of Japan. I will not be dissuaded from my artistic activity, nor surrender my freedom of expression.  But the price of this is that I am attacked on the internet every day).
I have also considered whether I created a misunderstanding by my own behavior but I cannot think of anything I have done to cause a cancellation of the event.
So I  cannot understand the way Amnesty Japan has dealt with the situation by cancelling one-sidedly without further investigation.  I think that the event should still be held. 
I don’t think Amnesty Japan has handled the situation in a professional manner by cancelling the event, and failing to give the public and me any proper reasons.  And by doing so they have apparently walked over my own human rights!  Surely this kind of action, without explanation, is in direct contradiction to the philosophy and tradition of Amnesty International.
I should add that I am 5 months pregnant and have been unduly distressed by this matter.
I would appreciate knowing the opinion of Amnesty’s international office on this matter, and ask for your consideration.  I look forward to hearing from you.
Best regards,

アムネスティーインターナショナルロンドン
ご担当者さまへ

私は、五十嵐恵こと「ろくでなし子」名義で自らの女性器をモチーフにした作品を発表している者です。その結果わいせつ罪に問われ、2014年7月と同年12月の2回にわたり逮捕・拘留され、現在、日本国家を相手に刑事訴訟中です。
詳しくは以下をご覧ください。

ブログ https://6d745.com/profile/、
ろくでなし子のwikiURL https://en.wikipedia.org/wiki/Megumi_Igarashi

先日、アムネスティ日本支部の運営の方からトークイベントの依頼を受けました。内容は、わたしへの不当な逮捕や表現の自由について、支部長らと語り合うといったものでした。日程も9月30日に決定し、わたしはスケジュールを調整し、当日のプレゼンの準備などを進めていたところ、9月25日の夜中、アムネスティ日本支部の事務局長から突然メールにて本イベントの中止の一方的な連絡を受けました。
なぜ中止になったか、その理由を具体的に述べられていない一方的なメールで、中止の連絡を受け、私は相当困惑しています。

おそらく中止の理由は、一部の “アンチろくでなし子” の人達が、私がアムネスティのイベントに参加することを阻止しようと、わたしの悪口や、「ろくでなし子はレイシストだ」などという有りもしないデマをアムネスティ日本支部のツイッターやフェイスブックに書き込んだ事によると思われます。私は、レイシストと呼ばれて看過できるものではありません。なぜなら、そのような差別的な発言やそう思われるような発言すら一切したことがないからです。調査していただければわかることです。

わたしは独特なアートを発表し続けているため、日本の警察には逮捕されましたし、私の作品のモチーフである“蔑まれがちな”女性器同様、多くの日本人の方に敬遠されています。わたしはそれでも堂々と自己主張をし、表現の自由を求めて国を相手に闘い、わたしの活動や思想に意を唱える人たちに対しても絶対に臆しません。そのような態度をただ単に理解できないという理由から、ツイッター上でわたしのツイートの揚げ足を取り、言葉狩りをし、悪意をこめて事実を捻じ曲げ、わたしに嫌がらせをし続ける人たちに、わたしはずっと我慢してきました。

しかし、そのようなアンチの愚行に怒りを覚えるのは当然なことながら、もっと納得がいかないのは、おそらく彼らのヤジに萎縮し、本イベントを、わたしへの問い合わせはおろか、事実確認もせず、一方的に中止することに決めてしまったアムネスティ日本支部のやり方です。

本イベントの趣旨が、表現の自由や警察が踏みにじったわたしの人権について語り合う予定であったとすれば、むしろ、この様なわたしのアンチとお互いに納得のいくまで表現の自由について真剣に語り合う場を設けるべきではないかとわたしは思います。
なぜならば、わたし自身、誤解を招くような言動があったからこそこの様な事態になったのではと反省する部分もあると考えております。その誤解を解くためにも、彼らと丁寧に語り合う機会があれば良いとずっと考えておりましたので、このイベントがその機会にればベストではないかと思いました。
それこそ「表現の自由についてみんなで考える有意義なイベント」となりましょう。

それなのに、その機会を奪った上に、誰とも向き合うこともせずに逃げるように、イベントを中止にしようとし、その理由さえいまだにきちんと教えていただけないアムネスティ日本支部の対応は、とてもプロフェッショナルなものとは言えません。
(ちなみにこの文章を綴っている現在も電話での説明はまだありません)

アムネスティは、人権がなんであるかをよく理解し、ノーベル賞まで受賞した素晴らしい団体だと理解しておりました。しかしながら、今は、レイシストなどという濡れ衣を着せられ、言葉を奪われたわたしの人権は無視なのかと踏みにじられた思いです。

今回の、この様なやり方は、果たしてアムネスティ本部の意向なのでしょうか?それとも、日本支部独自の判断なのでしょうか?
わたしには、このやり方は人権について考えるアムネスティの主旨と矛盾したものを感じてなりません。
そもそも、討論すら、する場を与えられないのなら、なぜわたしにこのイベントのオファーをくださったのでしょう?

現在妊娠6ヶ月(英語圏の数えでは5ヶ月目)である身ですが、あまりの憤りで体調を崩してはお腹の子に影響が出ないかと心配です。
是非ともこの件について、速やかにアムネスティ本部のご意向をお聞かせ願いたいと思います。

ろくでなし子こと五十嵐恵