多様性や反差別を呪文のように唱えながら、単一で全体主義的な社会を望み、違う考えの人を排斥する人達に思うこと。

史上稀に見る、アメリカの大統領選挙の激戦が終わり、バイデンさんが当確しました。わたしもこの数日、テレビやtwitterの情報に釘付けで、結果には疑問が残るものの、ひとまず区切りが着いたのは良かったと思います。

疑問が残ると言うのは、トランプさんがリードしていた激戦区の投票所で、夜中になるとなぜか一気にバイデンさんの票が上がる不自然さについて、CNN系のニュースではデマだとして検証もされず、その様な事を告発する動画やトランプさんのツイートにも検閲がかけられた事です。

これがもし、トランプ側がリードしていたら、メディアは執拗に追求した事でしょう。

「トランプは悪人だから不正をしているはずだ」と言うバイアスがかかり過ぎているにしても、不正疑惑が出た時点で公正な選挙であるかどうかを問うのは民主主義に置いて大前提のはずだとわたしは思うのですが、その疑問をTwitterで言うだけでも、「お前はトランプ支持者か!」と決めつける人や、やけに攻撃的なリプライが飛んで来るのも不思議でした。彼らは一様に「差別は良くない、多様性が大事」と呪文のように唱えながら、違う意見であるトランプさんやトランプ支持者や、少しでもそう見える人を馬鹿にし、攻撃し、排斥しようとしているのです。

前置きが長くなりましたが、このわたしの疑問を不信に変える決定的な出来事がありました。

先月、ドイツの某フェミニスト系ポッドキャストから、慰安婦像の問題について、日本のフェミニストとして意見を聞かせて欲しいと言う取材を受けました。インタビュアーは日本とドイツのミクスドレイスの方で、日本語はペラペラで問題はなかったのですが、取材時の音声を取り損ねたとの事で、後日、再度取り直しさせてくれと言われ、時間も取られました。また、何かあった時の為にわたしの声をスマホで録音し、その音声データも送ってくれと、手間のかかる事まで要求されましたが、大事なテーマの取材ですし、謝礼もありませんでしたが、わたしは最後まで好意的に受けました。

しかしその数日後、突然、取材の話は無かった事にして欲しいと言うメールが届いたのです。

驚いて理由を尋ねたところ、その人が、わたしのtwitterを見たところ、「アンチトランプではなく、BLMを支持していないから」との事でした。

わたしは、トランプ支持だと主張したことは一切ありません。確かに、番長としてはなんか面白い存在ですが、問題は沢山あると思っています。しかし、メディアはトランプを異常に嫌悪するばかりで、トランプが中東和平を仲介し、この数年戦争をしなかったことや、コロナ前には黒人ヒスパニックの失業率を下げたこと等、良い政策もあったのをあまり取り上げないので、疑問を呈していただけです。つまり、わたしはトランプ支持だろうがアンチだろうが、「公平である事」をずっと主張しているのです。ただそれだけでも「トランプ支持者」とされる事に、大変驚きました。

BLM運動については、リーダー達の急進的なマルクス主義と略奪や破壊行動の肯定に疑問があり、支持しませんが、人種差別には当然断固反対の立場です。

ですが、当該インタビュアーによれば、「私どもが大切にしているポッドキャストリスナーの方達は皆似たような思想なので(BLM支持者、アンチトランプ等)」、わたしではダメなのだそうです。

女性の自由や多様性を謳うフェミニスト団体が、「我々と考えが違う人はお呼びでない」とは、一体どう言う事でしょう?これはむしろ、彼らフェミニストは単一で全体主義を目指している、と言っているも同然ではないでしょうか。

フェミニズムって、女性の選択の自由を尊重する事、ではないのでしょうか?

世の中には、白黒まっ二つに考えを分けられる人は、そういないと思います。例えば、支持政党は共和党だけど、トランプの女性差別には反対の女性もいるはずです。また、BLMの暴力的な側面が嫌で積極的に応援しないが、当然女性差別や人種差別に反対の人もたくさんいるでしょう。極端な事を言えば、極右の愛国者で反BLMで共産主義が嫌いな専業主婦だけど女性差別には反対だからフェミニストを名乗る人がいたとしても、その人の自由だし、何も不思議はないはずです。

もしも、フェミニストがその様な人達を、「アンチトランプでBLM支持ではないから」と否定するなら、とてもおかしい事だとわたしは思いますが、どうも、不寛容なのは、日頃萌え絵を攻撃する日本のフェミニストだけでなく、海外のフェミニスト界隈の方が一層頑なかもしれないと感じて、わたしはとても暗い気持ちになりました。

正直、もう、フェミニストを名乗るのは辞めた方がいいかもと、挫けそうです。フェミニストを名乗っても、同じフェミからは排斥され、アンチフェミからも「クソフェミ」と攻撃され、何も良い事がありません。ですが、女性の体をワイセツとされてムカついて国とケンカしたわたしが、フェミニストではないなら、一体何なのか。わたしのような異端のフェミニストがいたっていいじゃないか。むしろ、不寛容で全体主義なフェミニストばかりではない、わたしの様なフェミニストだっているんですよ、と示す為にも、フェミニストである事を言い続けるしかないのです。

そして、支持政党や思想信条が違う人でも排斥しないでお互いを尊重しあえる社会こそ、本来の意味での多様な社会だと思うのですが、みなさん、いかがでしょう?

最後に、わたしの好きな写真をお借りして貼っておきます。

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