署名「Ban Child Sex Dolls」に反対します

また、おかしな表現規制の動きが出ている様です。彼らは今度はラブドール(主にセックスを疑似的に楽しむ為の人間に似せた人形)を規制したいらしいのです。

調べたところ、この署名はアメリカの発起人により数年前に立ち上げられた様ですが、この数日twitterでも賛同や同調の声を見かけ、現在17マン筆以上の署名が集まっていると知り、わたしは恐怖を感じました。

英文を読んでみましたが、この発起人はラブドールを使ったり所有する人の事を「幼女型の人形で実在の幼女へのセックスの練習をしている」とし、まるで犯罪予備軍かの様にみなしているようです。

これはとんでもない偏見と差別ではないでしょうか。

もちろん、実在の児童に対して虐待や性犯罪をすることは、決して許される行為ではなく、犯罪者は重い刑に処すべきですし、性犯罪撲滅を目指す思い自体は間違っておりません。

ですが、人形でオナニーをする人達は、あくまでも人形を使っているだけで、誰の人権も傷つけてはいません。

世の中には、自分には理解できない性癖の人が存在します。

異性の人間に性的に興奮する人と同じ様に、同性の人間に(しか)興奮しない人、同性も異性もどちらにも興奮する人、人形に性的興奮する人、幼女や男児に性的に興奮する人、靴や建物等のもはや人間の形ですらない物に興奮する人達や、人間を傷つけたり食べたいと欲望する人、そもそも性欲がない人まで様々です。

それがどんなにおぞましく万人に理解できない欲望であっても、誰にも他人の内心の自由を侵害することはできませんし、その人が実在の人間に加害をせずにただ空想の中で欲情するだけなら、それは罪ではありません

こんな単純なことでも、「気持ち悪くて」「おぞましい」から「許すまじ」という感情が優先してしまう人達には理解ができない様で、恐ろしい事です。

わたしは同性の女性を恋愛や性欲の対象にはどうしても見れません。でも、同性愛者にとっては「異性を性的に愛せる方が気持ち悪い」事でしょう。異性愛者が世界で圧倒的多数なだけで、何を好み何を不快と思うかは人それぞれです。自分には理解できない他人の性欲を否定するのは、はっきりと差別行為ではないかと思います。

少し前までは、同性愛者の人達が「おぞましい存在」だとして激しい差別を受けていました。今ではLGBTという言葉も定着したように、ごく当たり前に受け入れられつつあります。多様性を謳うはずの社会が、ラブドール愛好者を規制しようとするのは、多様性のある社会とは逆行する考えです。わたしはフェミニストの一人として、このアメリカの署名に対して強く抗議します。

最近は特に、宇崎ちゃんの献血ポスターへの抗議、ラブライブのみかんのポスターへの抗議、岡村隆史さんのNHK番組降板要求や、ラブドール規制の署名など、おかしな抗議が多く、それに逐一抗議するにもわたしは疲れを感じています。

3dCGの勉強や息子と遊ぶプラレールの事を考える方がよっぽど楽しく、時間を忘れるほど充実した気分を得られるので、正直、こんな話をしていたくないんです。

とはいえ、わたしは日本のフェミニスト学者からもなぜかtwitterでブロックされており、黙っていては「無かったこと」にされるだけ。面倒で疲れる作業でも、抗議を込めて主張し続けるしかありません。

そして、この署名を立ち上げたり賛同した人達に言いたいです。

なぜあなた達は、自分が一生関わる事もない嫌いな誰かや表現物を、わざわざ叩いて回るのでしょう。自分が好きな物に夢中になる方が、ずっと楽しいですよ

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