まんこのアートを作るようになり、早3年。この間、個展やイベントやワークショップなどで作品を観に来てくださった方達に披露してきました。
個展をして気付いたのは、飲みの席などでデコまんを見せるとすごくウケるのに、ギャラリーで作品をただ並べて見せてもなにかインパクトに欠けることでした。
ネットでわたしのことを知って個展に来てくれた方にも、実物の小ささに驚かれたものです。
そもそもまんこ自体が手の平サイズのため、どうしても小さい作品になってしまいます。
たくさんの作品を作るために大量に型どリしましたが、その努力もあまり報われなかった気がします。
わたしは作品を通して「まんことは何か」を世の中に問いたいのに、「これがまんこ?案外ちいさいね~」だけで終わってしまうのは、非常にかなしいです・・・。
わたしは考えました。
ちまちま小物をつくっていてもダメなのでは?
奈良の大仏のように大きいものはただデカいだけで何故か見る人に感動を与えます。
奈良(なら)ば、ひとの目にとまる巨大なまんこ作品をつくりたい!
だけど、それはわたしが奈良の大仏くらい巨人にならなければ無理な話です。
わたしは行き詰まりました・・・。
そんなわたしに光りを与えたのは、ツイッターで見つけた3Dスキャナーとプリンターのニュースでした。
3Dスキャナーとプリンターは、物体を精密に読みこみ、データ化し、立体的にプリントする最新機器。
たとえばリンゴをスキャンしたら、りんごの形をした立体的な樹脂がプリントアウトされます。
データなので拡大縮小も可能です。
これでまんこをスキャンすれば、巨大なまんこから米粒大のミクロなまんこまで、プリントできるのです!
また、手作業のシリコン型は経年劣化してしまいますが、データなら永遠にプリント可能です。
まさに、ハイテクノロ自慰――――!
この技術をつかって、わたしはまんこのボートを作ろうと思いつきました。
まんこのボートで母なる海を渡るのです。なんてステキなアイデアでしょう。
実際にどんな船にしたいかといいますと・・・
3Dスキャンしたまんこのデータを、このようなカヤック(船)の上部にあわせたサイズに削り出し、上からカチッとかぶせる感じです。↓
しかし、問題があります。
わたしには3Dスキャナーとプリンターを扱う技術もお金もありません。
幸い、3Dスキャナーを使う技術を持った技術者の方、形を削りだすことが出来るあてもなんとか見つけることが出来ました。
あとはお金の問題だけです。
そこで、CAMPFIREさんのクラウドファンドサービスを利用することにいたしました。
クラウドファンドとは、アーティストや活動家の夢に賛同した人たちにパトロンとして支援してもらうことを募るシステムです。
500円出資から参加できるので、どなたでも気軽にアーティストのパトロンになれます。
支援してくれたパトロンの方には、アーティストからのメッセージや様々なプレゼントのお返しがあります。
まんこをスキャンし3Dデータ化すること自体はおそらく世界初です。良いかどうかはさて置き、バカバカしくも画期的なこのこころみに、賛同してくれる人もきっといるはず・・・・。
ご支援してくれた方には、わたしのまんこ3Dデータをプレゼントすることを思いつきました。
データといっても、画像ではなく数値化されたCADデータでなので、犯罪にあたりません。
まんこを拡散することによって「まんこ」に与えられていた意味不明な男性目線のまんこ株を暴落させることができるのでは?と思ったのです。
少なくとも、「まんことは何か?」を世間に問う大いなるきっかけになるのではないでしょうか?
無事支援金が集まり、3Dまんこボート完成の暁には、船お披露目会やパーティーイベントを開催予定です。パトロンのみなさんで希望者の方にはボート船乗権もプレゼントいたします。
みなさんも、まんこのボートで海へこぎだしましょう!
是非、「わたしのまん中を3Dスキャンして世界初の夢のまんボートを作る計画に支援を!」にアクセスください!ご支援、お待ちしております!